冷蔵庫を引っ越しなどで運搬するときの注意点は?

冷蔵庫を運搬・移動するときは以下の点をご注意、ご確認ください

移動前の注意点

・冷蔵庫内の食品は、事前に使い切るなど保存量を減らしておいてください
・冷蔵食品が残る場合は、クーラーボックスなどに保冷剤を入れ避難させてください
※季節、気温にもよりますが、長時間の温度維持は期待できません

・冷凍食品は、クーラーボックスでは凍結維持は難しいためご注意ください
※再凍結により食品の風味やおいしさを損なう場合があります

・自動製氷機能が付いている機種の場合は、給水タンクの水と製氷皿の氷を捨ててください
・洗える製氷皿の場合は、製氷皿を取り出して氷を捨ててください
※洗えない製氷皿の場合は、操作により製氷水洗いを行い強制的に製氷皿内の氷を離氷させてください

・運搬/移動の前に、電源プラグを抜いて冷却器の霜を溶かしてください
・必ず排水(蒸発皿内の水抜き)をしてください

運搬、移送時の注意点

・運搬時は、運搬用都取っ手を持って、2名以上で運んでください
・排出できていない水が出てくることがありますので、通路はシートなどで保護をしてください

・車での移動時は、横積みせず必ず立てた状態でロープ等でしっかりと固定し運搬をしてください
横積みでの移動は、車の振動で圧縮機内のオイルが冷却システムに流れ込み、故障の原因となる可能性があります
(ただし、搬入や搬出時の一時的に横や斜めになった状態で運んでいただく程度は問題ありません)
・ドアや庫内の棚、トレイなどはテープなどで固定しておいてください。ドアが突然開いたり、
棚板が外れて割れるのを防ぐためです

設置時の注意点

・設置する場所は、丈夫で水平な床面であることを確認してください
・設置スペースとして、本体寸法に最小必要スペース(放熱スペース)を加えたスペースが必要になります

また扉の開閉を邪魔をするものが無い場所を選んで設置してください

・電源は、設置後すぐに電源を入れて問題はありません
ただし、電源を入れた後でコンセントから電源プラグを抜いた場合は、7分以上待ってから電源プラグを差し込んでください
(故障の原因になります)

なお、どうしても運搬の際、横積みになってしまった場合、故障の原因となりますので、取扱いには十分注意し、
設置後は運搬時間のおおよそ2倍程度電源を差さずに様子を見てください