
家電・携帯に独自のサービスを連動し新しい生活スタイルを提案する
家電店業界はいま、変革期を迎えています。テレビとインターネットの融合やeスポーツ、テレワークなどで新たな市場が生まれ、買い替え需要にも底堅いものがあります。しかし、人口の減少やネット通販の拡大で競争はますます激しくなり、従来のビジネスパターンだけでは大きな成長が見込めなくなっています。そのため、他社は住宅関連事業や金融事業などに新たな成長軌道をめざしています。
当社も様々な形で事業の幅を広げていますが、そのいずれにおいても基本は「For the Customers ~より良いものをより安く~」の経営理念のもと、お客様への最高のサービスの提供を第一としています。創業以来、お客様の立場に立った独自のサービスを創造、それがベイシア電器独特の価値としてお客様に支持され、競争力の源泉になっています。これからも‘‘家電’’を軸とした多彩なサービスを創造し、成長の柱にしていきたいと考えています。
家電店・携帯電話ショップ事業、そして独自のサービスを連動させ、お客様に新しい生活スタイルを提案する。これが当社の成長戦略になります。
株式会社ベイシア電器
代表取締役社長 平井雅丈
経営理念
“For the Customers”
- チェーンストア イズ モア ディスカウントビジネスに徹する
- 地域格差を解消し国民の豊かな生活づくりに貢献する
- 人をつくって商で文化を創造する
信条

お客様の満足
お客様の満足の追求と実現がわれわれのすべてにわたる判断基準である
- 返金制度
- フレンドリーサービスとクリンリネスの徹底
- バリアフリーの推進

お取引先の満足
お取引先の満足なしでは売れるものを継続的に安く確保することはできない
- キャッシュペイメント(現金決済制度)
- 商品買取制度

社員の満足
社員の満足がチャレンジする社風を支えすべてを推進する力となる
- プロフィットシェアリング(利益還元制度)
- 勤務地を選べるエリア社員制度
- 充実した教育制度
経営基本方針
・マウンテンチェーンの展開
うるおいと節約を提供する店舗と業態を開発しつづけ“商の山脈”をつくりあげる
・エブリデー・ロープライスの実践
高速回転の追及と簡素で効果的なローコスト経営に徹し“安く売ってももうかる仕組み”を確立する
・全員参加の経営
人間尊重の精神で人の育つ環境をつくり衆知を集め絶えずイノベーションに挑戦する
ベイシア電器社員の行動指針
“BeisiaDenki is Dedicated to Challenge”-ベイシア電器は絶えず挑戦する-
- お客様と仕事に常に関心を持ち自ら学び考える(Interest)
- 常にお客様の身になって工夫と改善を積み重ねる(Improvement)
- 積極的な提案と実践が革新を生み出す(Innovation)
- 高い目標を持ち具体的な計画を立てる(Desire)
- スピーディに決断し、タイムリーに対応する(Decision)
- パーシステンスの精神で最後までやりぬく(Dedication)
- 仕事にはプライオリティをそしてポイントに集中する(Concentration)
- 報告・連絡・相談は組織を動かす命綱(Communication)
- 失敗をおそれず挑戦し新鮮な心とロマンを持ちつづける(Challenge)
ベイシア電器は2019年に設立60周年を迎えたベイシアグループの中核企業です。
ベイシアグループは、物販店・サービス企業10社を中心に31社で構成される流通企業グループです。北海道から九州、沖縄まで、47都道府県にネットワークを拡大。グループ総売上高は2020年10月に1兆円を達成しました。
いせやの創業から約60年、分社・独立をしながらも、全社が創業以来の経営理念を貫き通していることがベイシアグループの強みであり、今後もこうした理念のもと、商品開発や出店、人材育成、ロジスティクス、情報システムなどでグループ間連携を深めていきます。

ベイシアグループ紹介
ベイシア
1996年設立
関東を中心に1都14県にショッピングセンターを展開しています。ベイシアグループの母体である「いせや」(1958年設立)を引き継ぎ、1996年に「ベイシア」として設立。特に衣食住の商品を扱うスーパーセンターにおいては、国内でも有数の出店数を誇ります。いつでも変わらず生活必需品を低価格で提供し続けることで、お客様の暮らしに貢献します。

ベイシア電器
1986年設立
家電専門店と携帯ショップを展開。販売力に加えて密度の濃いサービスを提供することでお客様から支持をいただいています。デジタル機器の拡大や携帯電話の高機能化に伴い、生活に密着したサービスがお客様から求められており、これに応えて社員教育にも力を入れ、質の高いサービスを提供しています。
カインズ
1989年設立
29都道府県下に展開するホームセンターチェーンです。「くらしDIY」をブランドコンセプトに、くらしを豊かにする価値ある商品・サービスを開発し、お値打ち価格で毎日提供します。Kindness(親切心)と創意工夫のアイデアあふれる店舗づくりに努めることで、お客様一人ひとりの、ご家族の、そして地域の日常を楽しいものとし、お客様とのプロミスである「くらしに、ららら。」をお届けします。
ワークマン
1982年設立
作業服・作業用品及びアウトドア・スポーツウェアを販売する専門店です。
フランチャイズシステムで店舗展開する業界トップ企業。
設立以来、着実に成長を続け、ネットワークは47都道府県に広がっています。
1997年に日本証券業協会に株式を店頭公開し、現在は東京証券取引所「スタンダード市場」に上場しています。
ハンズ
1976年設立
住まいと住生活・手づくり関連商品の総合専門小売業。
「ハンズ」をはじめとして、ビューティやステーショナリー、ギフト雑貨などを扱う「ハンズ ビー」や地域のパートナー企業と取り組むフランチャイズ事業の「プラグス マーケット」などを展開しています。商品、接客、サービスを通じてソウゾウ、ワクワクをお届けしてまいります。
オートアールズ
1986年設立
カー用品の専門店。
最近はベイシア、カインズと一体になった出店を進め、より利用しやすい環境を整えています。また、車検事業では「親切丁寧な車検整備」をコンセプトに、お客様に説明しながらの分かりやすい車検を行っています。
消耗品、小物用品の充実でお客様の来店頻度を高め、安定した経営基盤の構築を進めています。
カインズフードサービス
2002年設立
フードサービスサービスチェーン。
店内で焼き上げるマフィンやコクのあるコーヒーが味わえる「CAFE BRICCO」、ラーメンやミニ丼が人気の「カインズキッチン」、ホカホカのたいやきや、たこやきが楽しめる「鯛あん吉日」「やきもの本舗」を運営しています。
ミュー・エンターテイメント
1985年設立
ゲームやカプセル・トイなどのアミューズメント施設を運営管理しています。
「AMUUU(アミュー) CAPSULE&GAMES」や「ファミリーランドあそびのくに」を展開。
オリジナルのカプセル・トイやクレーンゲームのオリジナル景品開発も行い、お客様に笑顔と感動をお届けしています。

アイシーカーゴ
2004年設立
物流専門企業。カインズやオートアールズを中心に、グループ店舗への商品配送や商品管理などを担っています。
ベイシアスポーツクラブ
2009年設立
スーパーモールいせさき内に展開する 3階建て・延床面積2,500m²のスポーツクラブ。
ジムエリアには、世界的ブランド テクノジム の最高級マシンを46種類94台完備。また最先端のバイオサーキットマシンを導入し、個々の体力や目標に応じた自動調整トレーニングを提供、運動初心者から上級者まで、効率よく安全に鍛えられる最新のフィットネス環境です。
県内随一の充実したスタジオプログラムに加え、施設・設備なども利用しやすい環境を整備。地域に根ざしたスポーツクラブとして皆さまの健康と笑顔を支えています。
ベイシアグループソリューションズ
ベイシア流通技術研究所を分社化して、2022年に設立
IT/デジタルの視点からグループ全体を俯瞰し、各社の業務や施策に関わるプロジェクトマネジメントの遂行で、グループシナジーを追求します。
主に、サプライチェーン、人事・会計、AI領域のシステム開発・保守、ネットワーク、クラウドの導入・運用等を担っています。
くみまちフィンテック
くみまちフィンテックは、ベイシアグループの小売事業と金融サービスのシームレスな連携を実現することを目的として2021年7月に設立。
お客様にお買い物を通じた「くらしのよろこび」をお届けするために、ベイシアグループらしい「尖った」金融サービス機能をグループ各社に提供していきます。
ハグウェル
私たちは、ペットを家族の一員として、愛情深く「動物さん」と呼び、一体となった社会貢献を目指しています。
その「動物さん」 の健康増進に集中するヘルスケア事業「ハグウェル」が2023年11月に設立されました。
ザスパ
ザスパは、群馬県全域をホームタウンとして活動しているプロサッカークラブチーム「ザスパ群馬」を運営しています。
1995年に「リエゾン草津」として編成され、2002年に「ザスパ草津」に改名し、2005年にJリーグに加盟しました。2013年にチーム名を「ザスパクサツ群馬」に変更し、2024年より名称は変えずに呼称を「ザスパ群馬」にしました。前橋市ローズタウンサッカー場(愛称:ザスパーク)を拠点としています。
会社概要
商号 | 株式会社ベイシア電器 |
本社 | 群馬県前橋市亀里町900番地 |
設立 | 1986年9月 |
資本金 | 2億円 |
代表者 | 代表取締役社長 平井 雅丈 |
売上高 | 141億円(2025年2月実績) |
従業員数 | 300名(2025年2月末現在) |
事業内容 | デジタルと生活家電を販売するベイシア電器とdocomo・auのキャリアショップの経営 |
事業所 | 本部、東京情報センター、お客様サポートセンター、物流センター ・ベイシア電器 群馬3店舗、栃木2店舗、埼玉6店舗、千葉2店舗、静岡3店舗 ・携帯キャリアショップ 群馬6店舗、栃木2店舗、埼玉1店舗 |
沿革
昭和61年9月(1986年) | (株)いせやより分社独立 |
平成6年9月(1994年) | ドコモショップ1号店開店 |
平成9年6月(1997年) | 社名変更、「いせやデンキ」から「プラグシティ」へ |
平成11年9月(1999年) | 物流センター稼動 |
平成17年7月(2005年) | 社名変更、「プラグシティ」から「ベイシア電器」へ |
平成18年1月(2006年) | ベイシアビジネスセンター(新本部)開設 |
平成22年12月(2010年) | 前橋みなみモール店オープン(パワーモール前橋みなみ店) |
平成25年10月(2013年) | 県下最大級のドコモショップ真岡店(移転増床)オープン |
平成26年9月(2014年) | auショップ富岡店(新規)オープン |
平成26年11月(2014年) | ドコモショップスマーク伊勢崎店(新規)オープン |
平成27年3月(2015年) | 最新家電お試しレンタルサイト「ベイシア電器@レンタル」オープン |
平成27年6月(2015年) | 家電リモコンの専門店「リモコン.com」オープン |
平成27年6月(2015年) | 県下最大級のドコモショップ伊勢崎店(移転増床)オープン |
平成27年7月(2015年) | エアコン専門サイト「エアコン.com」オープン |
平成27年7月(2015年) | ドコモショップ伊勢崎南店(新規)オープン |
平成28年7月(2016年) | auショップ富岡店移転増床オープン |
平成29年8月(2017年) | ドコモショップ前橋モール店移転増床オープン |
平成29年8月(2017年) | 全店(電器)にて「家電のお試しレンタル」の開始 |
平成30年9月(2018年) | ベイシア電器 栗橋店(新規)オープン |
令和6年3月(2024年) | ベイシア電器 なめがわモール店(新規)オープン |
令和6年10月(2024年) | ベイシア電器 市原八幡店(新規)オープン |
ベイシア電器の取り組み
優れた商品の提供と環境保護への貢献
企業も社会の一員として地域の発展に貢献する責任を負っています。
とくにチェーンストアは、地域の人々に支えられて存在するもので、地域の発展はそのまま企業の発展にもつながるものと考えます。
地域社会との絆こそ、チェーンストアにとっての最大の存在価値といって過言ではありません。
環境へ配慮した取り組み
企業の事業活動において、環境保護とその対策は欠かせないものです。
ベイシア電器は省エネ型社会の実現に貢献すべく、様々な環境保護活動に積極的に取り組んでいます。


ベイシア電器ではエアコンに付着する 「カビ」に着目し、長年、研究している大学教授にアドバイスを受けながら、お部屋の室内環境を改善する「Airコンシェルジュサービス」を行っております。
Airコンシェルジュサービスでは、エアコンの年式や使用頻度に応じて最も室内環境を改善し省エネを実現出来るご提案を行っております。
また、お買い替えの際にはお引取りする家電の状態によって、「買い取りサービス」を実施。
買い取った家電製品は提携企業を通じて中古品 として販売することで循環型社会の実現を目指して参ります。
社員が長く働き続けられるために 人事制度を整備
ベイシア電器にとって社員は最大の財産です。
店舗運営も新事業への挑戦も未来の繁栄も、貴重な財産の有効活用なくしてあり得ません。
そのためにも、社員ひとり一人が長く快適に働き続けられるための環境づくりを重視しています。
人事制度では、結婚や出産、子育て、介護など のライフステージに応じた働き方ができる制度を整えています。
例えば、出産では育児休業制度があります。子育て時期には短時間勤務制度があり、仕事との両立が実現しやすくなっています。
超高齢化社会に対しては、介護休業制度があります。
今後活用する社員は多くなっていくと考え、さらに制度の充実を図っていきます。
また作業のデジタル化も進めています。
簡易化・効率化をはじめ、業務の削減に取り組んで社員の負担を軽減。
業務時間を短縮しつつ、生産性の高い体制にしていきます。
ベイシアグループ共通の福利厚生も含め、 ベイシア電器で働くことの価値を高めています。

